【教育資金】つみたてNISAの次に、廃止予定のジュニアNISAを始めようと思った理由
こんにちは、ちょすです。
今回は、ジュニアNISAという制度についての記事です。
私は、16年後までに子供の教育資金2,400万円を作ることを目標として資産運用をしていて、2,000万円はつみたてNISAで賄う予定です。今回は、残りの400万円を作る手段としてジュニアNISAに辿りついたのでその話ができればと思います。
目標設定および金額算出はこちらの記事をご覧ください。
ジュニアNISAとは?
子供の将来に向けた資産形成をサポートする制度
利用者:日本に居住する0歳から19歳までの未成年者
投資可能期間:〜2023年(2021年からだと最大3年間)
非課税投資枠:80万円/年(2021年からだと最大240万円)
非課税対象:投資から得られる運用益
ジュニアNISAは、一般NISAとつみたてNISAに比べると使いづらく非常に不人気であったそうです。
ジュニアNISAは、2023年に廃止が決定しており、皮肉にも廃止になったことで制度が劇的に使いやすくなりました。
ジュニアNISAが不人気だった理由
元々、ジュニアNISAは原則子供が18歳になるまでは資金の引き出しが不可でした。資金の払い出しをする場合は、ジュニアNISA口座を廃止して全額を払い出し、過去に遡って課税されます。
例えば、子供が急に学費の高い私立高校に行きたい!となっても学費に当てることができない制度だったのです。これは不便…。
ジュニアNISA廃止決定により変わったこと
制度廃止により2024年以降は、資金の払い出しが可能になりました。ジュニアNISA口座を廃止して全額を払い出し、過去に遡って課税されることはなくなりました。
ジュニアNISA口座で投資してから5年の非課税期間が終了したものは、「継続管理勘定」という口座にロールオーバー(移管)することで、6年目以降も非課税で運用し続けることができます。(ただし、新規買い付けや、一部売却はできません。)
子供が成人した時にNISA口座を開設して、そのまま移行することもできます。
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制度が変わったことで2024年以降は、こんな使い方ができるようになりました!
使い勝手がよく、NISA・つみたてNISAの非課税枠が増えるといっても過言ではないと思います。これなら、子供の将来に向けた資産形成をすることができますね!
ジュニアNISAでどんな商品を選ぶべきか
子供のための資産形成ということで長期保有(10年以上)を前提として、株式の投資信託がおすすめです。たとえば…
私はつみたてNISAで全世界株式に万遍なく投資しているので、ジュニアNISAでは米国株式の投資信託を選択しようと思っています。
ジュニアNISAはどんな人におすすめか
ジュニアNISAがおすすめな方について説明します。
1.小さなお子様がいらっしゃる方
上記でおすすめした株式の投資信託では、投資期間が10年未満だと暴落等で元本割れするリスクがあるので、リスクが下げられる10年以上の投資期間がとれる小さなお子様(10歳未満)がいらっしゃる方に特におすすめです。
2.NISA・つみたてNISAの非課税枠を使いきっている方
NISAまたはつみたてNISAの方がより長く使える制度なので、NISAまたはつみたてNISAを既にやっていて非課税枠を使い切っている方向けです。
3.余剰資金がある方
いまからジュニアNISAを開始する場合、2021年から2023年までの3年間で年間80万円、つまり240万円の余剰資金がある方向けです。
我が家の現預金を改めて確認したところ700万円程度ありました。(直近の収支は赤字なんですが、独身時代の倹約によるものです笑。)500万円(有事の際の費用+車などの買い替え費用)を差し引いた200万円は投資に回そうと思います。
おわりに
今回はジュニアNISAについて触れてみました。
例えば240万円を利回り5%で15年運用した場合、500万円弱になります。
絵に描いた餅かも知れませんが現金のまま保有するよりは良いと思い、早速ジュニアNISAの申し込みを行いました!
今回もお読みいただきありがとうございました。