【ジュニアNISA】一括投資orつみたて投資?
こんにちは、ちょすです。
こちらで記事にしている通り、ジュニアNISAを始めようと考えていて、現在口座開設の申し込み中です。
投資する商品はすぐに決まったのですが、どう買っていくか(一括投資orつみたて投資)で迷い、私なりの結論が出たので記事にします。
✔︎ これからジュニアNISAを始める方
✔︎ 一括投資かつみたて投資で迷っている方
結論
結論としては、ジュニアNISAでは一括投資をすることにしました。
2021年からジュニアNISAをはじめることにしたので、2021年・2022年・2023年にそれぞれ80万円ずつ一括で投資します。
では、一括投資にする理由を説明します!
一括投資とつみたて投資について
理由を説明する前に、一括投資とつみたて投資の違いについて簡単に説明します。
非課税枠が80万円/年のジュニアNISAで一括投資、つみたて投資はそれぞれ以下の買い方です。
投資月 | 一括 | つみたて |
1月 | 800,000 | 66,666 |
2月 | 66,666 | |
3月 | 66,666 | |
4月 | 66,666 | |
5月 | 66,666 | |
6月 | 66,666 | |
7月 | 66,666 | |
8月 | 66,666 | |
9月 | 66,666 | |
10月 | 66,666 | |
11月 | 66,666 | |
12月 | 66,674 | |
年合計 | 800,000 | 800,000 |
一括投資は一度にまとまったお金で投資する方法です。
一括投資の特徴
・買うタイミングが損益に与える影響が大きい。
・一度にまとまったお金が必要。
つみたて投資は1日単位、1か月単位等で少額ずつ投資する方法です。
つみたて投資の特徴
・買うタイミングが損益に与える影響が小さい。
・一度にまとまったお金が不要。
一括投資とつみたて投資のリターン
具体的に一括投資とつみたて投資のリターンを考えたいと思います。
価格が右肩上がりの場合
以下の表は基準価額が右肩上がり(年率+5%)の投資信託を購入した場合の1年間の推移です。
投資月 | 価額 | 一括 | 評価額 | つみたて | 評価額 |
1月 | 10,000 | 800,000 | 800,000 | 66,666 | 66,666 |
2月 | 10,045 | 803,636 | 66,666 | 133,635 | |
3月 | 10,091 | 807,289 | 66,666 | 200,908 | |
4月 | 10,136 | 810,879 | 66,666 | 268,468 | |
5月 | 10,182 | 814,565 | 66,666 | 336,354 | |
6月 | 10,227 | 818,187 | 66,666 | 404,516 | |
7月 | 10,273 | 821,826 | 66,666 | 472,981 | |
8月 | 10,318 | 825,402 | 66,666 | 541,705 | |
9月 | 10,364 | 829,154 | 66,666 | 610,833 | |
10月 | 10,409 | 832,682 | 66,666 | 680,099 | |
11月 | 10,455 | 836,387 | 66,666 | 749,791 | |
12月 | 10,500 | 840,029 | 66,674 | 819,730 | |
年合計 | 800,000 | 800,000 |
価格が右肩上がりの場合は一括投資をした方が有利になります。
価格が右肩下がりの場合
以下の表は価格が右肩下がり(年率△5%)の投資信託を購入した場合の1年間の損益です。
投資月 | 基準価額 | 一括 | 評価額 | つみたて | 評価額 |
1月 | 10,000 | 800,000 | 800,000 | 66,666 | 66,666 |
2月 | 9,955 | 796,364 | 66,666 | 133,029 | |
3月 | 9,909 | 792,744 | 66,666 | 200,908 | |
4月 | 9,864 | 789,140 | 66,666 | 264,851 | |
5月 | 9,819 | 785,553 | 66,666 | 330,313 | |
6月 | 9,774 | 781,903 | 66,666 | 395,444 | |
7月 | 9,728 | 778,269 | 66,666 | 460,272 | |
8月 | 9,682 | 774,571 | 66,666 | 524,752 | |
9月 | 9,638 | 771,050 | 66,666 | 589,032 | |
10月 | 9,591 | 767,306 | 66,666 | 652,838 | |
11月 | 9,546 | 763,658 | 66,666 | 716,400 | |
12月 | 9,500 | 760,027 | 66,674 | 779,668 | |
年合計 | 800,000 | 800,000 |
価格が右肩下がりの場合はつみたて投資をした方が有利になります。
直感的にはわかるものの、実際に計算してみると納得感が増します。右肩上がり、右肩下がりのケース以外もありますが、網羅しきれないので割愛します。
私がジュニアNISAで選ぶ投資信託
今回のジュニアNISAでは以下の投資信託を購入しようと思っています。
・SBI V S&P500インデックスファンド
この投資信託は、米国のS&P500というインデックスに連動しています。
S&Pの過去5年間の値動きです。
一時、コロナによる暴落があったものの基本的には右肩上がりの値動きになっていますね。
というわけで、今後も右肩上がりの値動きが続く可能性が高いと考え、その場合投資効率が良い一括投資をすることにしました。
ジュニアNISA一括投資の前提
絶対に一括投資の方がよいということではなく、以下の条件を満たす場合には一括投資が良いのではないかと思います。
まとまった余剰資金があること
まとまった資金がないと一括投資ができず、余剰資金以外での投資は目減りした際に生活に影響があるためです。
長期の投資期間を想定していること
長期の投資期間をとり、右肩上がりの投資対象を選べば、たとえ一時的な暴落にあっても最終的にはリターンが発生する可能性が高いからです。
私の場合は、現在の余剰資金240万円をジュニアNISAで長期運用(15年程度を想定)します。
おわりに
今回はジュニアNISAで一括投資をするか、つみたて投資をするか考えてみました。
私は購入する投資信託で右肩上がりの値動きが続くことを想定して、投資効率の良い一括投資をすることに決めましたが、そもそもジュニアNISAは2023年までの制度なので長い目で見るとそれほど変わらないかもしれません笑
一括投資だけでは怖いという方は、つみたて投資と併用するのも良いかと思います。(我が家もつみたてNISAとの併用です。)
お読みいただきありがとうございました!